調査・広報活動

   共通工程表(グレス工程支援システム)等に関するアンケート調査報告書

 国土交通省では、将来にわたり公共工事の品質を確保する目的で、いわゆる「担い手3法」や「建設産業活性化会議」により建設業の担い手対策に取り組んでいます。
 担い手3法の中核をなす改正品確法では、発注者に対し、担い手の中長期的な育成・確保のための適正な利益が確保できるよう、市場における労務、資材等の取引価格、施工の実態等を的確に反映した適切な予定価格の設定を求めています。
 建設工事で適正な利潤を確保するには、工期を短縮し固定費の削減を図ることが重要と言われていますが、建設現場には受注者の収益性を阻害する要因が数多くあり、発注者と受注者が協力してこれらを解消し建設生産システムの効率化を図らないと適正な利益は絵に描いた餅になってしまいます。
 群馬県では、平成22年度から受発注者間の工程管理を共有して工事の進捗をスムーズに進めることを目的として「共通工程表(グレス工程支援システム)」に取り組んでいます。
 改正品確法の施行を契機に、「共通工程表(グレス工程支援システム)」が建設現場でどう評価されているかを調査するため、当協会でアンケート調査を実施しました。
 本調査結果が、建設生産システムの効率化推進の基礎資料として活用されれば幸甚の至りです。

共通工程表(グレス工程支援システム)等に関するアンケート調査報告書(PDF)


上毛新聞 平成27年4月

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