会長あいさつ
建設産業総決起大会 令和5年7月14日
建設業協会の青柳です。県内各地の会員企業をはじめ、建産連の皆さんが出席する中、「山本一太」・建設産業総決起大会が開催できますこと、心から厚く御礼申し上げます。今日は、地域を守る建設業に焦点を当て続けている佐藤信秋参議院議員も駆けつけてくれています。ありがとうございます。
ちょうど1か月前の6月14日が事務所開き、先週6日に選挙戦が始まり、あっという間に1週間が経ちました。残り10日間の追い込み、山本一太候補、肝心かなめの2期目、しっかりとした票の積み上げが出来るように、皆さんお願いいたします。
建設業界から見た山本県政1期目、何と言っても災害レジリエンス№1、我々の業界をエッセンシャルワーカーとして知事が公式に認定した県は、全国でも群馬だけです。新型コロナ対策はもちろん、台風19号からの災害復旧、豚熱や鳥インフルエンザの防疫作業に正面から取り組んでいる我々の業界を高く評価しているという事ではないでしょうか!
そして生産性の向上のための研修会、少人数で合っても、知事が直接やってきて激励していく県はほかにはありえません。新技術にチャレンジする業界をしっかりと応援する群馬県政、皆さん高く評価しようではありませんか!
先月14日に立憲民主党も賛成に回った「国土強靭化実施中期計画」が法案として成立いたしました。今後の強靭化対策、法律上の根拠が出来たということです。この法案の中心にいたのが佐藤信秋先生です。業界にとっては、大きな変換点、改めて佐藤先生にも会場の皆さんより拍手をお願いいたします。
そして、佐藤先生と細かく連絡を取り合う、全国でも数少ない知事のうちの一人が山本一太候補です。知事を通して、建設産業の声を伝える大事な知事選、皆さんよろしくお願いいたします。
昨年いち早く推薦状を渡して1年、建設産業の中心にいるのが建設業協会、山本候補と全部の支部の建設会館を回ってきました。今度の選挙の敵は投票率、建設関連の人たちがこれから10日間、先ずは一人が最低10人に声をかけてください。そして、各団体・各支部・各会社でしっかりと投票率アップのための期日前投票を確認し合ってください。
残り10日間、本日お集りの皆さんが各地の選対組織を盛り上げ、山本一太候補への支援の輪を広げていくことを心から、心からお願いして挨拶に変えます。よろしくお願いいたします。
建設産業総決起大会
国土交通省関東地方整備局との懇談会 令和5年6月2日 WEB形式
建設業協会の総会が終わりました。新型コロナが明け、群馬の協会の総会も会員に全員案内し、対面での総会を行うことが出来ました。知事はじめ、国土交通省からは高崎河川国道工事事務所の青木所長さんからも祝辞を頂戴することが出来ました。改めて御礼申し上げます。
対面での会議が始まり、一気に経済活動が動き出すことは大きな変化の年になるということです。変化の時には、「原点に返ること」といい続けています。「地域を守る建設業」と「良質な社会資本を提供する」といった原点をしっかりと見つめながら、進めて行こうと思っています。
ところで、原点といえば、このウエブを使った局長さんとの意見交換会も3年前の6月が最初でした。「遠隔臨場」の導入や災害復旧工事が発注される中、指名競争まで含めた調達の仕組みが変わり、「頻繁に意見交換を行ったほうがいい」ということで始まったと記憶しています。事務系の書類業務の効率化などは、ここでの成果、すぐに変わってきたと思っています。コロナが終わったといっても、ストレスがなく、会議の場が増えるわけですから大事にしていきたいと思っています。
最初の年は1時間があっという間に過ぎてしまいましたが、その後はどんどん業務が改善されてきたので課題探しが大変のような状況になってきたと思っています。不調不落もほとんどなく、第1四半期の終わりの月になっています。後程、新年度の協会の動きを簡単にまとめてきましたので報告いたします。今日はこういった機会が持てたことに改めて感謝し、御礼申し上げます。
国土交通省関東地方整備局との懇談会(WEB)
令和5年度 第12回 一般社団法人群馬建築士会 定時会員総会 令和5年5月30日
群馬建築士会、令和5年度の総会にあたり、一般社団法人 群馬県建設業協会を代表して一言ご挨拶を申し上げます。新型コロナの対応も変わり、団体活動が一気に活発になっていく中、会員多数ご出席の中、盛会裡に総会が開催されますこと、心からお祝い申し上げます。伝統ある建築士会です、常に新たな気持ちでこの会を通して建築技術の向上にご尽力されますよう、ご期待申し上げます。
さて、新型コロナから3年が経ち、業界全体の制度も大きく変わりだしましたが、特に民間建築工事を中心とした資材価格高騰による「価格転嫁」の問題に絞って振り返ってみようと思います。国土交通省の「持続可能な建設業に向けた環境整備委員会」の有識者による9回に及ぶ議論の結果、年度末にまとめられた提言は、「今後の建設業の在り方」を変えていくきっかけになりそうです。長い間続いてきた「発注したらお任せ」となっていた総価契約方式の見直しの動きも出ています。事業主と設計者、施工者の関係がより近づいてきますが、新年度になって、中央建設業審議会に議論の場は移り、「提言の具体化」がどういった形になってくるのか気になるところです。先ずは、民間工事の「価格転嫁」に向けた「契約の透明性」と設計労務単価に基づいた「標準労務費」の考え方が新しい動きとなってくることと思われます。
ところで建築を通した最近の話題について何点か取り上げてみようと思っています。今月5日の上毛新聞にも載っていましたが、県庁職員だった新井久敏さんが日本建築学会の文化賞を受賞されております。設計者を選定するのに「価格だけでない調達の仕組み」を全国に広げてきた功績が高く評価されたものです。また、同じ文化賞に俳優の鈴木京香さんも受賞となっていました。建築家吉阪隆正さんが60年以上前に設計した名作住宅・「ヴィラクック」を買い取り、改修して保存した功績で受賞となっていました。この当時の著名な建築がどんどん解体されて行ってしまう中、著名人が保存に動き、実際に活用されていることの意義はそれこそ受賞にふさわしいものだといえます。もうひとつ、身近な建築の話ですが、50年前には珍しかったSRC・ラーメン構造の形をそのまま残しながら銀行の業務スペースと上手に区分けし、複合施設としてコンバージョンした「しののめ信用金庫」の営業部の建築が、前橋の中心地で新たな心地よい都市空間として昨年秋に竣工しています。こちらも解体をせずに、そのままの形を残す事業主の決断と分かりやすい設計コンセプトに良質な施工、高く評価できる建築といえます。
新型コロナの3年間で一気に進んだ人口減少社会を迎え、建設業界全体で取り組まなければならない課題は何といっても「働き方改革」と「生産性の向上」です。来年4月に迫った「長時間労働の上限規制」は、もっと生き生きと働くことができる産業へと変わっていくきっかけになりそうです。時代の変化と動きをそれぞれの会員の皆さんが敏感に感じ取り、群馬建築士会を中心にして様々な情報を収集、発信し、一般社団法人群馬建築士会が、今年の総会を契機に更なる建築士の技術向上と社会貢献に寄与することを心から願い、お祝いの挨拶に代えます。
群馬建築士会総会
令和5年度 第51期 群馬県建設事業協同組合 通常総会 令和5年5月18日
令和5年度、群馬県建設事業協同組合の総会にあたりまして一言ご挨拶申し上げます。今年の総会は、新型コロナの対応も「2類相当から5類」となり、昨年までの少人数に絞り込んだ総会運営から、全組合員に案内し、対面での総会開催となっています。改めまして、組合員の方はもちろんですが、群馬県知事さんを始めとして、組合に関係するご来賓をお迎えして開催できますこと、厚く御礼申し上げます。よろしくお願いいたします。
新年度早々、4月3日に組合の富田事務所で、恒例の事業協同組合の出発式並びに安全祈願祭も無事終了し、「今年度どんな小さな事故も起こさない」といった決意を確認し合って事業がスタートいたしました。第3者賠償保険制度など共同購買事業もありますが、何といっても、群馬の組合事業の根幹となるのは環境部の仕事です。労務費の占める割合が多いといった特色がありますが、11年連続で「設計労務単価」が上がって来たことは組合事業を進めて行くために、背中を押す力となってきました。また屋外作業での準備・片付け時間などを考慮して「積算基準」も改正されてきています。組合事業に直接携わる70名近くの人たちがモチベーションを高め、生き生きと働ける職場環境を作っていくことによって、組合員の皆さんにしっかりとした結果を出すことが出来るのだと思っています。
事業協同組合の特色は直接事業に参加できるところが大きな特徴であります。組合としてのメリットを生かしながら効率よい事業を展開していくことが大事です。全国に数多く建設関連の事業協同組合がありますが、ここ群馬の事業協同組合は他県の組合にとって先進事例として参考にする組合に成長しつつあります。組合としての組織を活性化させていくためには、少しずつ組織に変化を与えていくことが大事です。新型コロナの影響で発注者との協議会も止まっていましたが、再開といった動きが出てくることを期待しています。また社会全体で「賃上げ」の動きが出てきていること受け、組合としても正面から受け止めた対応をしていこうと思っています。
前に向かって変化していく建設業の取り組みを支えるのが事業協同組合の精神といえます。今年は協会との関係をより強めていこうと思っています。会員が気持ちよく訪れることが出来るようにと心がけた建設会館の運営を行っていますが、今年は先月に理事会で決定した富田地区の事務スペースも着手の準備に入ろうと思っています。今日の総会は事業報告、決算予算等です。5年目に入った建設会館の建設による瞬間的なリスクは順調に吸収されつつあります。組織全体として、事業の改善活動は日々積み上げ続けなければ結果は出てきません。今後発注者ならびに組合の役員、組合員のご指導・ご協力をさらに一層お願い申し上げ、挨拶に代える次第であります。
令和5年度 群馬県建設事業協同組合総会
令和5年度 群馬県建設業協会定時総会 新役員代表就任あいさつ 令和5年5月18日
総会あいさつ
令和5年度、一般社団法人群馬県建設業協会の総会にあたりまして、ご挨拶申し上げます。山本一太群馬県知事をはじめ安孫子群馬県議会議長、群馬労働局長、国土交通省高崎河川国道工事事務所所長さん、そして群馬県関係のご来賓の方々本人出席の中、開催できること、厚く御礼申し上げます。新型コロナの対応も変わりました。今日の総会は、4年前に戻って全会員に案内し、オンラインでの配信形式を残しながら、通常通りの対面での総会形式で開催いたします。よろしくお願いいたします。
令和4年12月の補正予算と今年度の当初予算、併せて、堅調な事業量で新年度がスタートいたしました。業界全体の大きな流れは、年明けから年度末にかけての制度改正をなぞってみることによって、理解することが出来ます。11年連続となった「設計労務単価の引き上げ」や「積算基準の改正」などもありましたが、国土交通省の「持続可能な建設業に向けた環境整備委員会」でまとめられた提言は、「今後の建設業の在り方」を変えていくきっかけになりそうです。「発注したらお任せ」となっていた総価契約方式にまで踏み込み、民間工事の「価格転嫁」に向けた契約の透明性と設計労務単価に基づいた「標準労務費」の考え方が新しい動きとなってくることと思われます。また年度末に、建設関連4団体が、国土交通大臣に向けて「技能者の賃上げ5%」が可能になるような単価の引き上げを要望しておりました。どの改正も、建設業の構造改革・「給与・休日・希望」の新3Kへと、大きく前進するものといえます。
ところで、新型コロナの取り扱いが新たな段階に入るにあたって、群馬の建設業協会の立ち位置について考えてみようと思います。群馬県は、中央官庁のある東京・霞が関にも近く、業界を取り巻く変化に敏感に反応するための情報が早い段階で入ってきます。加えて関東地方の「はじっこにいる」といった感覚が、「真ん中に向かっていこう」という意欲に置き換わり、協会員と一体になって業界活動を活性化させる原動力にもなります。例えば、ツイッターと連動した「災害時の情報共有システム」をはじめ、「女性による環境すみずみパトロール隊」の活動、コロナとの複合災害に備えた避難所の「KAMIKABE」、「生産性の向上」のための実習を伴った独自の「ICT研修」や「リカレント研修」を軸にした研修実績や意見交換会、そして、この1年は集中して「働き方改革」に的を絞った調査に徹してきましたが、会員の声を提言として反映させるための数多くのアンケート調査の実績につながってきました。全国の建設関連団体の中でも先進的な取り組みを展開する協会としての地位が確立されてきたと思っています。
今年は、来年4月から「待ったなし」で始まる「長時間労働の上限規制」を中心に協会活動が展開していくことと思われます。屋外作業とデスクワークの課題整理として「書類作成工期」について25日に発表する予定にもなっています。コロナ以後の大きな変化の時こそ穏やかなリ・スタートが出来るかこの数か月が大事な時期です。「地域間格差や規模の格差」の広がりなど、気にしなければならないポイントです。昨年度の行動指針「備えから成果へ」を検証し、協会員のまとまりを作りながら新たな指針に向かっていくことが出来ればと思っています。行政の指導に応え、地域住民と一体になり、それぞれの協会員が問題意識をもって、群馬県建設業協会の令和5年度がスタートすることを心からお願いして挨拶に代えます。
新役員代表就任あいさつ
「社業に集中」とかいろんな思いはありますが、「地域建設業の底上げ」といった難しい問題に対する「強い思い」と共に、新体制の中で会長就任となりました。会員の皆さんのご協力で今まで運営出来たことに感謝し、これからもよろしくお願いいたします。
2年前の就任時は、それこそ新型コロナ禍の真っただ中、初めてのパンデミックを経験する中で業界がどういった形で変化していくのか気になるときでした。ここにきて、新型コロナの対応も「2類相当から5類へ」と変更になるとともに業界活動も活発になってきています。3年間で一気に進んだ「人口減少」や「資材価格の高騰」、そして「長時間労働の問題」や「建設DX」などが業界を大きく変えていくエネルギーになっていくものと思われます。こういった変化をしっかりと受け止め、地域の建設業ならではの「穏やかなり・スタート」に向け、活動をきめ細かく展開していこうと思っています。
今年度の行動指針、いろんな角度から考えましたが、大きく変化するときには「地域建設業の原点」をしっかりと見つめ直し、建設業の構造改革を前に向かって進めていくといった意味を込めて、原点から「新3K@かっこいい」にいたしました。遠隔臨場など「離れてつながる」システムなどの管理体制が促進されたといっても原点は「顔の見える関係のものづくり」です。「より深化された顔の見える関係」から「かっこいい」をベースにした建設業の構造改革、「給与・休暇・希望」の新3Kに向かっていこうといった指針です。
早速、端境期ならではの技術者に向け、「書類作成工期」についての調査結果をまとめています。25日に発表予定で組んでいますが、中身の濃いデータが集まってきています。技術者向けの長時間労働に対する「グッドプラクティクスが発表できれば」と思っています。そのあと外国人実習生制度についても群馬なりの提言が出来ればと思っています。そして総会以後最初の活動として、「社会資本整備と災害レジリエンス」、12支部を回った巡回講演会を計画しております。建設業で働く人たちが「群馬の建設業協会に入っていてよかった」と実感できる建設業を目指して協会の運営・活動をしていきたいと思います。会員の皆さんの協力をお願い申し上げ、就任のあいさつに代えます。よろしくお願いいたします。
令和5年度 定時総会
令和5年度 新入社員研修会 令和5年4月12日・13日
群馬県建設業協会の青柳です。令和5年度新入社員研修会にあたり、ひと言ご挨拶いたします。先ずは建設業界各社に入社された皆さんに心からお祝いを申し上げます。昨年までの新入社員研修と比較して、新型コロナ対応がようやく前向きに変わってきました。先月からマスクも「個人の判断で」ということから群馬県の警戒度も一気に下がってきました。それぞれの企業での対応も変わってきていることと思われますが、万全の対応を考えて、今年も2回に分けた開催となっています。竣工して4年目、お洒落な、スタイリッシュなデザインの建設会館での研修体験は、気持ちよく働くことのできる環境を実感できるものと思っています。研修期間に味わうこの感覚こそ、ものづくりがもつ「建築のチカラだ」ということを是非体験してみてください。
この研修会も今年でちょうど10年目に入ります。建設業協会が中心となって、群馬県建設産業団体連合会主催の研修会となっています。土木建築技術者を目指す人はもちろん、技能・事務関係など幅広い分野の人たち合計127名を超える研修生の参加となっています。この研修の目的は建設関連団体の会社に入社されたみなさんを対象に社会人としての必要な知識・マナーを習得し、一日も早く建設業界の第一線で活躍される人材となってもらうためであります。新人の皆さんが社会人になって何が大切かといえば、「常にスキルアップし続けること」ではないでしょうか。今日はそのための第一歩の研修会だと思って臨んでください。
最近の業界全体を取り巻く状況をお知らせしておこうと思います。先月から現場で働く人たちの処遇改善に直接つながる「設計労務単価」が11年連続で引き上げられました。全国平均5.2%、群馬では6.5%の引き上げでした。建設業の長時間労働の問題、週休二日の広がりを踏まえた結果が、「コストとしてどう反映してくるのか」気になるところでしたが、最初のハードルを越えることが出来たというのが実感です。他にも「働き方改革」を見据えて、新たな法制度の制定など目まぐるしく変わりだしていますが、どの改正にあたっても、地方建設業の声として、「中小建設業の要望に沿った形は何なのか」を考え、落ち着く先を提案し続けてきています
群馬県建設業協会、今年度の行動指針は、「備えから成果へ」です。「人材確保育成」・「生産性の向上」そして「災害対応組織力」の「3つの備え」を踏まえ、より具体的な成果を求めた活動を展開しています。いくつかの独自のプログラムが立ち上がっていますが、新入社員研修もそのうちのひとつです。今日の研修会、次第にもありますように、午前中が「建設業に関する基礎知識」と「社会人として知っておくべきマネーの基本」、昼の休憩をはさんで「新入社員のスキルアップセミナー」と続きます。少し長時間の研修会となりますが、建設業に入社されてからこうした早い時期の研修こそ大事、同業他社の人たちともコミュニケーションをしっかりと図り、心に残る有意義な研修会となることを期待し、挨拶に代えます。
令和5年度 新入社員研修会
[令和4年度あいさつ(アーカイブ)]